筋力レベルと認知機能の関係

 

 コロナ禍を過ごして3年になりますね。過ぎてみれば早いもので、今このコラムを読んで

くださっているみなさまはここまで乗り切ってこられたわけですね。とてもありがたいことです。

 

一方で、コロナ前と比較すると、身体活動量が明確に減っていることから筋力の低下と、

それによる体力低下、生活習慣病や認知症へのリスクが高まっていることをご存知でしょうか

 

知ることは予防のための最初の一歩。

まずは情報を手に入れて、次の一手をどうするかの判断材料にしてください^^

 

 

 「コロナ以前と比べてみて、1日の活動量が減っていませんか?」研修やセミナーでこの質問をすると、

「減っている」に手を挙げる方が8割を超えます。みなさまはいかがでしょうか?

 

活動量が減れば筋力も次第に低下して行きます。

下図の筋力レベルが軽度認知症の進行や認知機能の減少速度に影響しているという研究データからも、

コロナ禍の運動不足による影響を放っておくことは認知機能の低下による仕事や人生の生産性低下に
関わる
重要な課題
だと考えています。

 

 

 

対策はもちろん、運動すること!とてもシンプルですね(笑)

 

ウォーキングの場合、散歩程度の速度で筋力の維持が期待できますし、息が切れるくらいの早歩きや階段登りで筋力アップも可能です。

 

さらに、天然のコルセットを意識したインナーパワーウォーキング(左記)なら、より多くの筋肉を使うことになるので、自然に運動強度を高め、運動量を増やすことができますよ^^

 

 脳を鍛えるには運動しかない!という本では、多くの研究データを紹介しながら運動と脳機能の関連性を紹介してくれていますので、興味のある方はぜひ読んでみてください^^